157 : 青識亜論 ◆GJwX8m7K0g : 2008/04/25(金) 20:05:30 ID:3G6zPGvk0
>>140
一介の経済学徒です。児ポ法スレとか国際関係のスレに出没します。

>>141
修正を否定する者はどこにもいない。フリードマンですら、それは否定しない。
ただ、修正には常に非効率と企業活動の後退というコストがかかることは強調してしすぎることはない。

>>143
>自由ならなんでもいい方向にいく、てわけじゃないから。ナチスの例もあるし。

ナチスはむしろ法治主義を無視して、
民主主義を手放しに礼賛し、行政権・立法権の拡大を放置した結果だと思うが。
ヴァイマールでは労働者の権利が拡大し、市場の自由が抑圧された結果として、
市場の効率性が落ちる一方、労働組合幹部が労働貴族として利権をむさぼる有様だった。
(ある資料では、GDPの八割が公共部門に分類された時期もあったそうな)

そういう中で、特権階級であるユダヤ人と労組の社会主義を攻撃し、
政府の無制限の拡大と、自由の制限を掲げて登場したのがナチス。
自由の拡大とは逆方向だよ。
当時、ナチスに反対し、政府権限の拡大がファシズムにつながったと指摘したのが新自由主義者のハイエク。

>国益を考えるなら俺としては大きな政府のがメリットはあると考えてる。

なぜ?
自由市場で企業が切磋琢磨してこそ、経済は成長し、国益の伸張がはかれるんじゃないの?
市場の外部性に関しては制度の整備で内部化する試みは重要だが、大きな政府が国益につながるとは思えない。

【経済】Jパワー株買い増し問題:外資ファンドのTCI、英政府に「日本制裁」を要請[4/25] * c

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