(´Д`) 全然タリネ
8/13 チャリで層雲峡
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かねてから計画してた層雲峡へのチャリで一人旅を決行。
チャリと熱中症対策に飲物だけ用意して地図も宿泊予定も無い無謀な計画。
朝9時に出発予定が、フロントバッグの取り付けに失敗してて再取り付け。
いきなり30分をロスする。素晴しい計画性の無さをいかんなく発揮。
9時30分ごろ家を出て河川敷まで出るとそこは石狩川自転車道旭川-層雲峡線。
ただひたすらにペダルを漕ぐ。
平均速度22km/hぐらいで30分程進むと道端の表示板に「層雲峡まであと66km」と表示されておりいきなり帰りたくなる。
しかしながら別館で公開してる以上(閲覧人数が少ないとはいえ)ここで引き返すのもクオリティが低すぎるっつーそれだけの動機でなんとか漕ぎ進む。
つーか恐ろしい程の晴天、恐ろしい程の炎天下で吹き出すように汗が出て止まらない。
見渡す限り河川敷の草と川、あとたまに寂れた集落が見えるぐらいで店らしきものも自動販売機も見付からないので水分補給が出来そうに無い。
とりあえず家から3L分のポカリスウェットを持って来て良かったとつくづく思う。
2時間少し走ったところで唐突に自転車道が終了し、未舗装の砂利道に変わる。
ちょwwwwおまwwwwwww全線開通してねぇのかよwwwwwww
とリアルでつぶやく。うはwwww俺キモスwwwwwwwwww
仕方が無いので並行してる国道39号線に乗り換え。
河川敷の自転車道と違って排気ガスとアスファルトの照り返しで空気が鬼悪い。
しかも排雪用の口がいたるところに空いていて異常に走りにくい。かなり泣きそうになる。
2時間半で旭川から比布町、愛別町を抜けて上川町まで来る。
ここまで約40kmちょっと。すでに日焼けが目立ち始める。
しかも綺麗にチャリ焼け(ふくらはぎと前腿、腕と背中だけ焼ける)。
すげぇストライプが体に刻まれる。気分はパンダトレノ。
色はほぼ紅白だが。
30分程休憩し、さらに39号線を進む。
このあたりで事故を目撃。
黒いFCと黒いシビックのオフセット衝突で、FCはフロントが大破してた。
FCにはレカロのバケットシートがついて低めの車高、ごっつい砲弾型マフラーがついてたので走り屋くさい車だった。同乗者だろうギャルっぽい女がすげー嬉しそうに携帯で電話してたのが印象的だった。
となりでものすごいヘコんでる運転者らしき男と対象的で。
R237-R39分岐点を39号線方向に進むと、このへんから緩い登り坂が続き始める。
目に見えて登っているわけじゃないけどじんわりと足腰に来る感じ。
こういうのが一番堪える。
対向車線を走るライダーがにこやかに手を振って行く。
さわやかそうなツラしやがって、こっちは人力で死ぬほどキツいんだ、そのバイクをよこしやがれお願いします。と呪いの言葉をつぶやきながらにこやかに手を振り返す。
うはwwwww俺ヘタレwwwwwwwwwww
1時半を越えてそろそろターニングポイントを設定しなきゃならなくなってきた。
往路の時間を考えると日帰りの場合2時にはターンしないと明るいうちに旭川に到着することは難しい。
その時点で層雲峡までのこり23kmぐらい。がんばれば1時間ちょっとだけど山道であることを考えればおそらく1時間半から2時間と見るべきだろう。
そうなると取れる手段は2つで、
・とりあえず層雲峡まで行って宿泊先を探す。無かったらとりあえず戻って上川か愛別泊を考える。もしくは夜行を決行。
・2時の時点で到達していなくてもそこで折り返す。
のいずれか。
ベストエンディングは層雲峡泊で翌日戻ることなんだが、携帯で宿泊状況を確認したところ名の知れたホテルは満室ぽい。
ユースを考えつつも微妙な位置でなんともかんとも。
っつーことで2時折り返しを泣く泣く選択。
ということで1:40分ごろちょっと区切りの良さそうなここで断念して折り返し。
折り返し地点にホテルはあって、空き室もありそうだったんだけど田舎のラブホテル調の風貌と温泉すら期待できなそうな立地を見て宿泊を断念。
30分程休憩して折り返す。
この頃から蟻の門渡り(つかタマとアナルの中間点)周辺が劇的に痛くなってくる。
サドルの調整が甘く、サドルの前部の細い部分が門渡り部分を直撃してた。
足腰よりこっちの痛みのが辛かった。
しかしながら、そこで立ち止まってもしょうがないので休み休み往路と同じ道を逆走する。
2時間程で上川町を抜けて愛別町に入る。残り30kmぐらい。
ここまでくると足腰も結構痛みが出てくる。
チャリの乗り降りでふくらはぎが吊りそうになって慌ててストレッチすること数回。
走行速度も20km/hを切り15km/hぐらいまで落ちて来てる。
5時ぐらいに残り10km地点に到着。
既に足腰(つか前腿)と門渡りが限界に近い。
1km進んで10分休む感じで何とか家にたどり着いた。最後の10kmで1時間半近くかかってた。
1日の総走行距離137km、平均巡行速度20.3km/h、総走行時間6時間50分。
めたくそ疲れてメシを作る気力も無くピザ食ってビール飲んだ後、消費したカロリーを全て補給したことに愕然とする。
なんだこの意味の無さ。(ワラ
8/14 今日は富良野方面へチャリでドライブ
のはずが朝から曇天。天気予報もはっきりせず雨に降られるのもアレなんでインドアで過ごす事に。
昨日のドライブの筋肉痛は全く無し。心配してた膝の関節痛も無く思ったより俺の体頑丈だなとか感心する。
しかし日焼け跡が実に痛い。
ふくらはぎが真っ赤なので座椅子に座ると接地面がヒリヒリする。
シーブリーズのアンチセプティックをティッシュに染み込ませてケアしとく。ヒリヒリ。
溜ってた本を読んで寝る。
8/15 いくらなんでもな焼け方を何とかする
朝起きて鏡を見ると素晴しいぐらいのパンダトレノ状態。
これはいくらなんでも恥ずかしいので、焼けてない面を焼いて巧い事マージしてくれようと今日は日光浴の日に。
外でぼーっとしてるのもいいんだけど、それだけだと勿体無いからついでに読書もしようと飲物と本を数冊持って河原へ。
河原の公園にベンチがあって人もおらず適度な風で暑さも和らぐっつーことで座って読書。
読んだのは石田衣良の小説ばっかり4冊「娼年」「うつくしい子ども」「波のうえの魔術師」「スローグッドバイ」。
いやはや。完全に石田衣良にハマった。
「娼年」は主人公の無味乾燥の人生観が少しずつ色を付けて行く緩やかな展開に引き込まれた。前半の流れる展開に比べて後半の淡々としたテンポは好き嫌いがあるかも。
最後のどんでん返しを期待してたんだけど、前半の分かりやすい伏線から外れる事もなくちょっと裏切られた感じ。
全体としては非常に面白かった。
「うつくしい子ども」は面白いんだけど最後もうちょっと違った展開があっても良かったかな。
「波のうえの魔術師」はストーリー的に「娼年」と並んで非常に面白い。
だらだらと中途半端なパチプロとして生活する主人公が1人の老人にスカウトされ、株の個人投資家として成長して行く物語で、難解な経済用語も主人公が成長していく過程で分かりやすく解きほぐされて一つのストーリーにマッチしてる。
これは万人に推められる良書かもしれない。
「スローグッドバイ」は短編集で、1つひとつは面白いんだけどやっぱりボリューム感が無いのでちょっと物足りない感じ。
本人が後書で書いているように「寝る前に一編づつ読む」ってのが良いのかも知れない。
と4冊を7時間程かけて読み切る頃には巧い具合にチャリ焼けも解消された。
つか焼きすぎた。今度は体の前面が日焼けで痛い。
シーブリーズで痛いとこをケアして寝る。
そんなお盆でした。
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