東京都立高校などの教職員ら401人が都と都教委を相手取り、入学・卒業式で日の丸掲揚と君が代斉唱に従う義務がないことの確認と、都教委による懲戒処分の禁止を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。難波孝一裁判長は「国歌斉唱などを強制するのは憲法が定めた思想・良心の自由を侵害する違法行為。都教委の通達や指導は、行政の教育への不当介入の排除を定めた教育基本法に違反する」と述べ、原告側全面勝訴の判決を言い渡した。都教委側は控訴する方針。
国旗国歌の強制は違憲 東京地裁判決 都の教職員処分禁じる@毎日新聞
まぁ難波孝一裁判長って名前だけでアレなんで「おかしな判決だ」とか言ってる人たちはもうちょっと落ち着いた方がいいと思います。難波だし。
このへんをとりあえず見るといいと思います。非常に労働者のための裁判長ですね。
◆「思想・良心の自由侵害」
判決は、国旗掲揚の際の起立や国歌斉唱の義務がないことを認め、通達や校長の命令に従わなくても、懲戒処分をしてはならないと都教委に命じた。その上で都教委と都に対し、「原告に精神的苦痛を与えた」として、1人当たり3万円の慰謝料の支払いを命じた。
とか能書きをごちゃごちゃ言ってるわけですが、結局のところ仕事しろ以上の何物でもないわけで、わざわざ裁判なんてやるような内容ですらないと思うわけですが。
つーか公費から給料もらっている以上命令に従う必要があるのは何も公務員に限った話じゃなくて一般の会社に於いても当たり前の話だと思うわけですが。そんな状況下で思想信条の自由を盾に仕事を拒否したら処分されるなんてのは「サボってたら怒られた」ぐらい当然な話だと思うわけで、そこに駄々をこねるなんてどういうミラクルな脳みそしてるんですかと切々と問い詰めたくなったりならなかったり。
それこそ会社勤めであれば上層部であったり株主の依頼なんかから出てきた方針を曲げようと思ったら株主になるなり上層部に食い込むぐらい出世しなきゃならんつーのと同じように、公務員であれば自分の選挙権をつかって正当に主張しなさいよってのが当たり前じゃねーんですかと思うわけです。
つか内心でどれほど嫌な事であっても態度に表さず職務を遂行するなんてのはどんな職業についても少なからずあるわけで、どんな特権があって教師だけがそれを免除されるなんて考えられるのか全く理解できねーわけです。*1そりゃアレか。偉大なる公僕様ですか。
まぁ何を言っても結局のところサボるなって話なんでそれほど騒ぎ立てるような事じゃないんでしょうかね。
どうせ高裁でさくっとひっくり返るだろうし。
同じように
杉浦法相が死刑執行命令書に署名を拒否したまま26日の任期を終える見通しとなった。法相の判断で死刑を執行しないのは、93年に後藤田法相が死刑執行を再開して以来初めて。
asahi.com:杉浦法相、死刑署名ゼロ退任 当局と最後まで攻防??-??社会
この人も仕事しろと。
*1:今のご時勢新入社員でもそんなこと滅多に言わねーぞ。
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